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2012.02.03 曇天と晴天。

ここ最近、積ん読が増えてしまったなぁと本を買うことを控えていたのですが、買ってしまいました^^
だって読みたかったんだもの。
とある作家です。


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三島由紀夫です
買ったのは、「潮騒」「美徳のよろめき」「仮面の告白」です。
そう、有名どころ。
太宰好きーな私としては避けて通ってきた所ですが、また違う色を持った作家なのだと思うと、手に取らずにはいられないw



三島由紀夫の作品て、「金閣寺」を途中まで読んでいて、その他に「音楽」を読んだことがあるくらいで実はあんまり読んでいなかった作家。
川端康成の弟子らしく美しい文章を書くけれど、川端みたいな悪文じゃないし、彼の美的感覚が気になる所^^


文庫でしか出会えないこれらの書籍たち。
いずれお金の余裕が出たら全集でそろえたい物です。
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(※トイレです)


明日から大学です。

うわー、
うわー、
うわー、
うわー。




切実に、行きたくない←
単純に大学の友人に会いたくない←

いや、単純に今年(3年生)はあんまり真面目モードに入ってなくて、
前期の講義もゼミも散々だったのだけれども。
大学での友人といえば、どうしてそこまでってレベルで真面目な子が多いので、
逐一いろいろと言われそうだなぁと若干胃が痛い。

正直今は、講義を聞くよりも、
ゼミで無駄なプレゼンをやったり聞いたりするよりも、
ひたすら教室の片隅かルーフガーデンで寝ころびながら本が読みたいのだ。


今年はかつてないほど活字を読んでる気がする。
今までの読書はなんだったのだろう。
現代小説がいまいち楽しいと思えなくなってきた。

これまでは新潮文庫が最高って思ってたけれど、
ちくま文庫と岩波文庫の素敵さに酔いしれてる。


そうだ、後期は大学の周りをたくさん歩こう。
リュックを背負って、足元は歩きやすいスニーカーか、ブーツを履いて。
冬になったらお気に入りのグリーンチェックのコートを身にまとって、
東京を歩いて回ろう。


今日は実家でちょこっとリセット。
前期はいろいろあって怒涛のように過ぎて行ったからなぁ。
後期はもう少し心に余裕をもって、
読みたい本もたくさん読んで、心豊かに過ごせたらいいな。


金曜まで6日間、旅行に行ってきました。
石川県と岐阜県を中心に、東京、埼玉、群馬、新潟、富山、長野、山梨、神奈川、千葉、茨城を寄り道もしくは通過しながら中部を一通り行けた気がします。 
最後の最後で膀胱炎からの発熱で、同行者に迷惑かけた上、実家(※茨城)から両親召喚(※迎え)などイレギュラーもあったけれど、楽しい旅ができました。
夏はお金を使う機会が多かったけど、どれも有意義に使えた気がする。
ちょっと使いすぎたけれど、今後働いて挽回すればおk^^


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15年ぶりの上高地はめちゃくちゃ晴れていました。
あれ、こんなに綺麗だったけ?というくらい。

雲一つなく晴れ渡った空、
澄んだ空気、
透き通った水。
東京暮らしで病んだ躰が癒されていく感覚。
大好きなイメージが詰まった空間に幸せを感じずにはいられませんでした。
歩いてるときはもちろん、ボートに乗ってるときはホント楽しかったw
大正池の水の澄み具合が異常(笑)

また行きたい。


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意外なところで意外な出会いもあったりね。


旅の記録は改めて日記に書きます。
石川ではほとんど写真をとらなかったのだけれども。


では。


神保町へ。
半蔵門線を乗り継いで、その後は渋谷へ。
今日もリスペクトにお籠りです。
篭城作戦。
なんじゃそりゃ。


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ポークジンジャープレートを食べて、アイスコーヒーを飲みながら、時間の制約のない午後をゆったりと過ごしています。パソコンも持ってきたので、ネサフしたり、青空文庫のサイトで近代小説や詩を読んだり。
今日は珍しくデザートを食べました。
甘い^^

http://www.aozora.gr.jp/
↑青空文庫


後は、神保町で購入した『鷗外撰集』の小説篇、詩篇、翻訳小説篇をパラパラとめくっているのです。





小説篇の1〜4巻、詩篇の10巻、翻訳小説篇の16〜17巻。
計7冊を買って1500円はお買い得でした。
21巻セットで3000円もあったけど、状態もよく分からないし、全てを読みたいという心境でもなかったので、バラ売りで欲しいものを買いそろえた次第。
あ、だけれど1つだけ失敗。
私の好きな高瀬舟が収録されてるのが5巻なのですが、それを買いそびれてしまいました。
嗚呼、失敗。


この手の箱入り全集は、箱とは反対に中が奇麗であることが多く、今回のものも新品同様でちょっとうれしい。本当は萩原朔太郎の全集の詩集篇が欲しくて行ったのだけど、16巻セット売り(15000円)しかなくて、朔太郎はあきらめました。セット買いしても良いのだけれど、書簡やノートは正直資料としてはよくても、読み物としては大して興味は無くて。それに、研究者でもないのに6帖半の狭い部屋にあのハードカバーを16冊も詰め込んだら、そのうちきっと床が抜けてしまうでしょう。
詩集篇は4巻くらい迄で、実は他は資料編と行ったところ。
草稿は面白いけれど、研究目的以外で、やっぱり書簡を読もうとは思わないのです。


近代文学は面白い。
昭和の終戦頃迄含めてね。
三島は含めるべきか…今読み始めたところでまだよくわかりません。
だけど、『音楽』を読んだけれど、これは思っていたよりも面白かった。というか、読みやすかったです。
太宰、鷗外、川端、漱石、三島。今読み進めているのが、この5人。
文庫である物は買って読んで、それ以外は大学の図書館に籠って読もうかしら。


太宰は好きだけれど、話によって好き嫌いもある。
『乞食学生』や『待つ』は好き。どちらも『新ハムレット』所蔵なんだけど、等身大の太宰っぽさが出てくると思いきや、次の短編ではネカマになってたり、太宰の短編集はなんやかんやでユーモアがある。だけどむしろ長編の『人間失格』や『津軽』はイマイチピンと来ない。あ、でも『斜陽』は好き。

漱石は基本的にはキライ。
だけど、読み進める価値はある小説だと思う。
『硝子戸の内』と『夢十夜』は割と好み。だけど、『こころ』と『坊ちゃん』は、うーん、好きとは言えない。
硝子戸の方は、高校時代の国語の恩師にあるシーンについてどう考えるか問われたことがあって、それ以降何度も読み返しては答えを探してる。


川端は、読んでいる間は退屈なのだけど、冒頭の美しい書き出しと、読了後の感覚がとても好き。
『古都』を読み終えた時に思った。すみれの描写、あれは本当に素敵だった。
しっかりした文章や読みやすい文章、理知的な文章を書く作家は多くあれど、美しい文章を書ける日本人の作家は少ない様に思う。


鷗外は、文語体も用いているから一見難しいというイメージを抱くけれど、そんなことは無い。よほど漱石の小説の方が難解。『高瀬舟』と『阿部一族』は何度も読んだ。この人はあらゆる方面でスペシャリストなんだろうけど、文章にそれを感じさせない点が好印象。


三島は正直食わず嫌いだった。なんて言うか、エロス的なものは小説にしろ芸術にしろ苦手意識が強かったのよね。なんていうか、恥ずかしいって感覚が強くて。20代に入ってから少しずつそれが薄れてきたからかな、徐々に手を出せる様にはなってきた感じ。
三島文学は少しずつ読んでこうとは思う。けど、好きか嫌いかは不明。

あ、谷崎を忘れてた。
『春琴抄』は2度読んだ。
『痴人の愛』は高校の頃読んで挫折してる。『細雪』はまだ。
この人は文章好みじゃないのになんか読もうって思える不思議な作家。
決して大江健三郎のような悪文でもないのに、なんか文章いやなのよね。



一概に、1つの作品だけ読んで好きとか嫌いとか判断するのはもったいないなって思ってる。
だから、嫌いだけど読む、それが私流。
なんというか、私にとって好きと嫌いは等価値。
嫌いの中にももしかしたら好感を持てる部分ってあると思うし。
価値がないのはその中間、興味が無いこと。
これは私にとって無価値。
それは人間関係においてもそう。
私に興味がないという相手とわざわざ付き合う理由もない。
好きと言ってくれる人であれば、信頼を置いてあらゆる話ができる。
嫌いと言ってくれる人であれば、どこが嫌なのかに軸を置いて話すことができる。



文学部に3年目だというのに、読んでいない本が圧倒的に多い。
国木田独歩、泉鏡花、永井荷風、二葉亭四迷、尾崎紅葉、山田美妙、志賀直哉、横光利一。

仮名垣魯文の『西洋道中膝栗毛』とか、
末広鉄腸の『雪中梅』、
坪内逍遥の『当世書生気質』、
永井荷風の『断腸丁日常』なんかのかったい文章を読める様になりたい。
あ、堅くないのもあるね。


詩人なら、
北村透谷、
薄田泣菫、
土井晩翠、
蒲原有明、
山村暮鳥。

上田敏の訳詩集『海潮音』も。


一時期現代小説ばかりを読んでいたけど、やっぱり、すらすら読める小説は後に残る物がすくない。
とはいえ、近代文学を読んだからといって、全てを理解できるほど私は頭が良くないし、要領も悪い。
だから繰り返しよんで、少しずつ拾って行くしか無いんだよね。
どうも、私はあんまり学問分野に向いている人間ではないみたい。
理解して受け取ることはできても、自分で消化して噛み砕く作業が苦手なんだ。
大学入ってから、つくづく自分の頭の悪さに嘆いたな。
研究者にはなれないタイプ。


そんなことを考える。
考えるだけだけれど、
それでも考えてる時間が好き。
私は本が好き。


最後に詩でも。



『海辺にて』
山村暮鳥


浪よ
 浪、浪
 ここまでおいで
浪よ
 浪、浪
 つかまへておくれ
どんと打つてくりや
そらにげた

浪よ
 浪、浪
 ここまでおいで
腹がたつたか
浪よ
 浪
さつとひくとき
砂の小山をけちらした


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「詩はただ病める魂の所有者と孤独者の寂しい慰めである」
萩原朔太郎



感情の世界を表現するのは難しい。


それはたとえ小説であろうと、詩であろうと、声に出す言葉であろうと同じ事。
自分の中で抱える思いを言葉にして表現しようとするときに、声や文字に変換されるまでの間に、少しずつ思いの一部が欠落していってしまうから、言いたいことの半分も表現しきれない。そんなことが日常の私からすると、言葉に託して感情をひたすら表現し続ける事は、何にも代え難く、また、それができるという人間に対しては尊敬の念を抱かざるを得ない。


だけど、その表現はストレート過ぎるのもキライ。


だから私は、「詩」という表現方法に価値を見いだしているのかもしれない。
小説には表現の”限界”を感じてしまうから。


ううん、違う。


言葉の表面だけから得る感情よりも、言葉の裏側から発せられる感情の方が、よりその思いをリアルに受け取る事ができる気がする。
だから、全てを文字で表現してしまう小説よりも、少ない文字に思いを閉じ込めて解釈を促す詩の方が、より私にとって感情の表現媒体として重要性を感じるんだろうな。どこか、籠の鳥みたい。羽ばたく事のできない言葉達を、一つずつ自分の中に取り入れて、あたためて、そして空に放つかの様に理解する。



おもかげをわすれかねつつ
こころかなしきときは
ひとりあゆみておもひを野に捨てよ
おもかげをわすれかねつつ
こころくるしきときは
風とともにあゆみて
おもかげを風にあたへよ


詩に託された文字は、いつもどこか暖かい。
この詩は、尾崎翠の「歩行」の冒頭に出てくるものだけれど、小説の一部として登場するにも関わらず、この詩だけで、一つの物語が語られ、完結している。


詩は一つのとても短い物語。
そして、書き手だけでなく、読み手が存在してようやく完結することができる物語。
散文よりも、時につまらないかもしれないけれど、読み込んだら一番自分の側にいてくれる文字達。
だから大切にしよう。


そんな事を思う、夏の夜のひとときなのでした。


2011.08.06 伊藤project


忙しい1週間が始まります。
今月は計16日ほど会社に行くので、
8月の前半なんかはほぼ毎日私がデスクに座ってるという状況です。

おかげでデスクの方々と仲良くなれるので、
そういった面ではうれしい限りですが。


本を読みました。
久しぶりに読む本だったり、初めて読む本だったりと様々ですが、
私の周りには読みたい本が溢れているので、
読む本には困りません。

最近読んでいる本で気になっているものやよかったものを記録しておきたいなと思います。

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『虐殺器官』
SFもの。
久しぶりに触れるSF。SFといったら最後は筒井康隆だろうか。
2009年にデビュー2年目にして急逝した作者のデビュー作。
現在読み進めていますが、作品に引き込まれます。
読んだらレビューしにこようと思います。

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『グロテスク』桐野夏生

これは再読本。
大学1年の時に講義で扱われた作品。
語り手の姉の悪意、怪物の妹・ユリコ、そして愚鈍に描かれる和恵。
ついつい引き込まれてしまう文章が魅力的。
これから下巻。
読み終えてからまたレビューに来ます。


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『銃・病原菌・鉄』

今読みたい本ナンバーワン。
ノンフィクションジャンルになるのかな?
物語とはまた違ったジャンルになるので、気分転換にもよさそう。
ただ、ハードカバーしか出ていないので、購入をためらう1冊。
もう少し様子を見ようと思います。


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『隣の家の少女』

読みたいけど読みたくない劇薬本。
この手の本は高校時に読んだ『Itと呼ばれた子』に近いのだろうけど、多分もっと凄惨。
傍観者にしかなり得ないやるせなさ。
読んでしまったが故に傍観者以外になり得ない陰鬱とした気分にさせられるそうな。
まだ手が出せないけどきっとこの本を毒書することになるでしょう。

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『コンゴ・ジャーニー』
己の好奇心を満たす為だけに冒険をする。
そんな作者の心意気に惹かれて読みたい本。
ってか、本気でコンゴに恐竜をさがしに行ってしまうその行動力と恐れ知らず。
これはおもしろそうだ。


今のところこの辺りをチェックしています。
ああ、読みたい。
本は私の救いです。









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